三十一番札所 観音院


◇ご詠歌: 深山路を かき分け尋ね 行きみれば 鷲の岩谷に ひびく滝つ瀬
◆寺院名: 観音院(かんのんいん)
◆宗 派: 曹洞宗
◆御本尊: 聖観世音菩薩

観音院は、三十四か所巡礼のなかで秩父駅から一番離れています。もちろん、徒歩では困難で、公共交通機関はバスとなります。西部秩父駅から、小鹿野線の終点「栗尾」まで1時間弱乗車し、そこから40分ほど歩くと道沿いに山門があり、さらに石段を登って約10分でようやく観音堂の「鷲の岩谷」にたどり着きます。
ここの見どころは、崖の途中にある石窟に安置された石仏なのですが、崖崩れで通行止めになっているため近くに行けません。反対側の尾根からの遠望になります。
滝の上岩窟
観音堂の近くの岩盤に彫り込まれた「鷲窟磨崖仏(しゅうくつまがいぶつ)」があります。室町時代の彫り物で、かなり風化しており、はっきりと見えませんが数百体が彫り込まれているとのことでした。
室町時代の作
鷲窟磨崖仏


交通の便も悪く時間がかかりますが、巡礼古寺のなかでも屈指の寺院だと思います。

三十一番札所の御朱印